常に捨て身

スーパーで知らない人に捨て身タックルをされたときの気持ちが分かりますか?

東北の夏祭りマスターになった話(序章)

3泊4日で新潟秋田青森函館に行って、長岡花火大会、秋田竿燈まつり青森ねぶた祭を経験し、お祭りマスター(自称)になってきた話。

 

【期間】
2018/8/2(木)〜8/5(日)

 

【日程】
8/2 新潟 『長岡花火大会』
8/3 秋田『秋田竿燈まつり
8/4 青森『青森ねぶた祭』→最終で函館へ移動

 

【補足】
どうして1ヶ月も経ってから日記を書こうかと思ったのかというと、ただ単純に、旅行がとても楽しくて感動したからこの記事をたまたま見てくれた誰かに来年ぜひ行ってほしい。来年じゃなくてもいつか行ってほしい。行きたいなって思ってほしい、と思ってたんだけど書くペースが遅すぎていまになってしまった。のと、あとは、さいきん、ミッフィーに熱をあげてしまい、オランダにどうしても行きたくて、節約したり、毎日10円貯金をしているんだけど、気を抜くと息をするようにソシャゲや電子書籍に課金してしまうからです。2018年になってから毎月の課金額が10万円を下回った月がなくて、6月はとくに課金and課金をしてしまい自分でも危機を感じている。ツイッターのフォロワーさんに富豪がたくさんいらっしゃるのは存じておりますので、富豪さんは気兼ねなくどんどん課金してコンテンツを支えて盛り上げて行ってほしいです。わたしはそういうわけにもいかないくせに、もうね、気がついたらガチャを回したり、イベントアイテムを買ってるの。暇があればソシャゲをするか電子書籍を読むかしかしていない人生なので、日記を書いて時間を潰そうと思ったわけなのです。
話をまとめるのが苦手で、文章を書く能力がなくて、書くペースが本当に遅いから、いい感じに暇が潰せる。WIN-WINな関係。
1ヶ月も経ってしまっているのでところどころあやふやなところもあるけれど、自分が行ってみて反省点というか、改善点というか、次行くときはこうしたらいいんじゃないかな、みたいなところがたびたびあったから添えておきたいと思うので、みんなも私の屍を乗り越えてお祭りマスターになろ!

 

【一緒に旅した仲間】
サプライズの魔術師(←ラインの登録名)
サプライズをたびたびしかけてくれるものの隠しきれていなかったり、ニアミスをしてしまうところがある友達。てきぱきしててしっかりしててとても頼りになる。わたしのことを五歳児として扱ってくれる。過去にイタリアと台湾と香港に一緒に行った子。
長いので以後『友達』表記。


【事の発端】
2018/6/1(金)
この日は映画の日だったため、わたしたちは映画を見た。降谷零のオンナになれるという噂の映画を見た。わたしは2回目だったけど今回もずぶずぶにやられた。
(もうすぐ、2019/10/19から4DXで再上映されるらしいので絶対に再び劇場で降谷さんの恋人のひとりになりたい所存である。)

 

映画を見たあとの夜ご飯を食べているときに友達から「8/2〜5空いてない?」って聞かれる。
引きこもり・友達が少ない・暇人の代名詞であるわたしは、平成最後の夏でさえもちろん暇なので空いてた。『空いてない?』じゃなくて『空いてるでしょ』って聞いてくれてもなんら問題ない。任せてほしい。


友「東北のお祭りに行きたいんだよね〜参加するなら体力のあるうちがいいと思ってさ」
私「たぶん空いてる。けど、確認してまた連絡する。」
友「もう予約とかいろいろ出遅れてるんだけど、今ならギリ間に合う」
私「(まだ2ヶ月前なのに出遅れてるの・・?)」


いつもぎりぎり行動を貫いてしまうわたしには『まだ2ヶ月前やぞ・・・?海外旅行ならまだしも国内旅行で2ヶ月前で出遅れるってことあるの?』ってのんびり思ってしまったんだけど、まじで出遅れてた。ホテルがない。いや、ホテルはそれぞれのお祭りの最寄りの駅近にあちこちにあるんだけど全部埋まってる。じゃらんとか楽天とかで調べてもぜんぜん残ってない。駅からちょっと離れてたり、となりの市とかで探してもぜんぜんない。『お祭りの最寄り駅から電車で40分〜1時間とか、さらにそこから車で10分とか20分』くらい行かなきゃ空いているホテルがない。もうぜんぜん近くない。近くないからホテルの代金はちょっとお安いのかな?なんて安易に思ったりもしたけれど、ダブルベッドの風呂なしトイレ共同でお一人様1万円は絶対に超えてる。もちろん食事なしの素泊まり。お部屋の種類は和室だったりツインもときどき残ってたりしたけどそれもどれも絶対に1.5万円は超えてる。そして、あまりに遠すぎてそこに行きつくまでの交通費が数千円からかかるのと移動時間も1時間〜かかるのとそもそもお祭り終わったあとの夜遅くなる場合は交通手段が絶たれてたりする。


ただ、お金に余裕があれば、2ヶ月前でも最寄り駅の近くで空いているところはありました。お一人様4〜6万円してたけど、ある。なのでブルジョワ様は安心してゆっくりのんびりじっくりと旅行計画を立ててほしいです。

 

お祭り終わるのは夜だし、知らない土地だし、出来ればお祭りの最寄り駅の近くのホテルがいいなぁ、きっと疲れてヘトヘトだからすぐに駆けこめるところがいいなぁなんてワガママを通したいなら2ヶ月前じゃ遅い。肝に銘じてほしい。
べつにワガママを通さなくても、今回わたしが行った日程のようにお祭りをはしごするなら県と県を移動する時間がかなりかかるので可能な限りお祭りの最寄りもしくは新幹線に近い方がいいと思います。
ほぼ、移動か、お祭りに参加しているか、ごはんを食べる時間、で日程がカツカツになる。余分な時間がまるでない。ちょうカツカツ。ほんとうに【祭り】のための旅行。
日本地図で見るとわりと近そうに見えたり、秋田と青森なんかは位置的にはとなりあってたりする県だけど、オタクのみんなはきっと大好きさいたまスーパーアリーナの最寄り駅であるさいたま新都心駅から東京都の上野駅に行くような気軽さじゃぜんぜんない。乗る電車にもよるけど移動に3時間とかかかる。お金をかけたらちょっと時間短縮できる電車もある。

 

今回の旅行は『お祭りをはしごする』という確固たる目的があり、寝泊まりするホテルのために移動時間をかける余裕はない。


旅行に慣れている人だったり、そのお祭り事情に詳しい人にとっては「2ヶ月前から計画立て始めるなんて遅いに決まってるじゃん」とか「移動時間がかかるとか当たり前でしょ」って当たり前のことすぎて何言ってんだこいつってなるかもしれないけど、わたしは無知だったのと、ぎりぎり行動がデフォだったので、あまりのホテルのなさにびっくりしてしまいホテル探しにとにかく厳しいものを感じたのでいつか行こうかなってご検討される方は、行こうって思ったらすぐにホテルは押さえてほしいです。(たぶん3ヶ月前でも遅い)
普段の日ならぜんぜん問題ないんだけどお祭りのときはホテルの争奪戦になる。そりゃそうだ。


友「ホテルどんどん埋まっちゃうからとりあえず押さえておくね」
私「(できる女だ・・)」


新潟と秋田は2018/6/1のごはんを食べているその場で友達が予約をしてくれた。
その時点で空き部屋が残り1部屋とかだった。
ツインは壊滅していたので、ダブル素泊まりでだいたい1.3〜1.6万円くらい。両日ともドーミーイン。
※当日、チェックインのときにツインのキャンセル分がないか聞いたけどなかった
※たぶん余裕を持っての予約なら今回わたしが泊まったのと同じ値段くらいでツインとか好条件に泊まれるはず

 

青森だけはどうしてもその場でホテルが見つからずとりあえず保留に。

結局、お家に帰ってから探してみてもどうしても青森ではホテルが見つからず。(青森駅から電車で1時間〜2時間くらい行ったところだったり、4〜5万円くらい払えば駅近にもホテルはあった)このままでは青森で野宿になってしまう。
考えて、考えて、考えて、考えて、日本地図を見たりして、閃いた。北海道のホテルに泊まればよくない?って閃いた。

 

青森→新青森新函館北斗→函館

 

のルートで青森を22時過ぎに出れば日付が変わる頃に函館に到着できる。7000円ちょっとで青森から函館まで行ける。

函館にはホテルがいっぱいある。空いてる。2ヶ月前でも選びたい放題。しかもリーズナブル。ツインで駅近徒歩3分くらいで6000円くらい。青森から函館までの交通費と足しても13000円くらい。そして、翌日は函館観光が出来るっていうメリットまである。帰りは函館から函館空港までバスで30分くらいで、函館空港から羽田まで飛行機で1時半くらいの旅。いいことしかない。
ねぶた祭のあとの函館への移動とてもおすすめだった。
青森でホテルないな〜〜って事態に来年以降陥ったら函館を視野に入れてほしい。グッドラック。


私「課金しないでお金貯めるね!」
「できないことは約束しないでいいよ」


間髪入れずの衝撃のお言葉。そんなことってある?あまりにも信用がない。香港旅行のときも無課金を誓ったにもかかわらず直前のイベントとガチャで20万ほど溶かした前科はあまりにも重い。

 

私「ねぶた祭のために体力作り頑張るね!」
友「絶対しないでしょ」

 

めげない。

 

【費用】

  • ホテル代 だいたい3泊で37000円くらい
  • 行きの上野から長岡までの新幹線代 金券ショップで11000円くらい
  • 帰りの函館から羽田までの飛行機代 15000円くらい

 

途中の移動費

  • 長岡から新潟 1000円くらい
  • 新潟から秋田 6500円くらい
  • 秋田から青森 3350円(スイカ使用不可、切符)
  • 青森から函館 7000円くらい
  • 函館から函館空港 バスで1000円かからなかった

 

そのほか

  • 青森ねぶた歳の跳人の衣装着付け代 4000円くらい

(事前に草履と足袋は自分で準備する)

 


別途ごはん代とか細々とした覚えていない交通費とかお土産代とかいろいろ必要になる。
目安でしかないので、だいたいこのくらいかかったよ〜〜くらいの参考にしてもらえると◎
(たぶん、早め早めの予約だとホテル代と飛行機代で計1〜2万円くらいは抑えられると思う)

 


【出発】
出発日の朝は早い。
前日、買い込んだサンドウィッチの材料を華麗に調理して新幹線でサプライズするという計画を立てていた。女子力を見せつけたかった。アボカドも買った。たまごと生ハムとアボカドのサンドウィッチを作る予定でいた。が、当日、寝坊した。
家を出る20分前に起きた。もちろん、いつもの通り旅行の準備など何もしていない。でも、まだ20分もある。20分あれば、身支度を整えて、旅行の準備もして、サンドウィッチだって作れるに違いない。卵は幸い、茹でていたものがある。いける。謎の確信があった。いける。


ぜんぜんいけない。びっくりするくらいにいけない。むり。何もかが中途半端にしかできなかった。サンドウィッチはアボカドの活躍がする暇もないままとりあえず卵と生ハムを挟んだものをアルミホイルでぐるぐるまきにして、買い込んだお菓子はスーパーのビニール袋のまま手で持って駅まで走った。片手にキャリーケース、もう片手にハンドバッグと無駄に大きくてやたらとお菓子とジュースが入っているスーパーの袋。残念なことにキャリーケースに何を突っ込んだか記憶がない。むしろ何も突っ込んでないかもしれない。キャリーケースがやけに軽い。身支度も整ってない。とりあえず人間がパジャマから服に着替えただけ。それでも、もともと乗りたかった電車から1本遅れてしまって新幹線までの乗り継ぎが9分しかない。笑った。行けない自信しかなかった。友達が上野駅より後の大宮駅から乗り込んでくるのに、乗っているはずのわたしがいないことになってしまう可能性に満ち溢れている。


友達「新幹線に乗ってなかったら容赦なく置いてくからね」


ぐうの音も出ない。最善を尽くしますとしか言えない。
今回、友達と並びの指定席を取っていたのと、既に当日は指定席が満席で変更しちゃうと指定席が取れないから、何が何でも乗りたくて、必死でスムーズな乗り継ぎのためにどの号車に移動すれば階段に近いかとか一生懸命調べた。頭の中で何度もイメトレした。イメトレしたら最悪の結果しか導けなかったけど、現実は違った。


4分で上野駅の新幹線乗り場まで行けた。走らないで歩いて4分で行けた。よゆー、よゆー。諦めなければなんでもできるって思った。幸先がとても良い。


新幹線に乗り込んだらわたしの座席に既に人が座ってて乗る電車を間違えてしまったかと思った。不安すぎて友達にラインで確認してしまった。合ってた。

 

私「あの、そこ、わたしの席・・」
男の人「(自分のチケットを確認する)すみません!すぐ移動します!」

 

イケメンだった。かっこよかった。イケメンがわたしの席に座っていた。座席のテーブルの使い方が少々汚かろうが、ゴミが残っていようが、イケメンって人を幸せな気持ちにしてくれる生き物なんだなって思ってしまった。やはり幸先がとても良い。

 

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合流した友達に食べ物サプライズをしかけようと思ったら友達もアイスの差し入れをくれたから引き分けだった。ハーゲンダッツおいしかった。


【長岡花火大会】
無料観覧席で見たよ。
有料席は事前に抽選だよ。
無料観覧席の開場は正午からだったよ。
無料観覧席でもすごく綺麗に見れたよ。


https://nagaokamatsuri.com/manner.html
公式ページに無料観覧席の場所も詳しく書いてあったからその年の公式ページをチェックして行ってほしいよ。

 

ここで、反省点があるんだけど、キャリーケースを駅近のロッカーに預けてから場所取りに向かおうと思ったらロッカーが安全面のため前面使用禁止になっててお荷物を預けることができなかったのね。
ホテルを新潟駅でとっていたから、長岡から新潟に戻るには在来線だと片道1000円くらいかかるのと1時間弱かかってしまうのね。新幹線だと片道3000円くらいと20分弱かかってしまうのね。
東京から長岡に着いたのが正午前だから場所取りもあるし、結局、わたしたちはキャリーを持って行動する道を選んだんだけど、体力作りのために買った100均の縄跳びを一度も開封することなく迎えてしまったため、長岡駅から無料観覧席までの30分の距離をキャリーケースを引き摺り歩くのはとてもしんどい。もう帰りたいってなるくらいに暑い。塩タブレットごりごり食べなきゃやってられないくらいに暑い。汗だく。喋れない。無言。友達は喋ってくれてるんだけど、わたしは辛うじて返事ができるくらいだった。友達が地図を見ながらてきぱきと歩いていくのに少し離れたところからついていくのがやっと。

 

もし、会場に向かう道を歩いている途中(割と序盤の方)で、有志の方々がうちわだったり、ティッシュだったり配ってたんだけど、袋に入っているのを配ってるのに遭遇したら貰った方が良い。中にティッシュとうちわとウエットティッシュ紙風船が入ってた。ウエットティッシュ嬉しすぎる。ウエットティッシュ最高に使える。「ねぇ!!ウエットティッシュ!!!入ってる!!!!!!紙風船は分かんないけどウエットティッシュ!!!入ってる!!!」って友達と喜びを分かち合った。無配のウエットティッシュでテンションぶち上げ。紙風船も花火までの待ち時間に遊べるよ。もし行く機会があって、袋に入っているのを配布している人を見つけたら近づいて貰ってね。

 

へろへろになりながら会場に着いて、びっくり。ぜんぜん人がいない。
想像だと場所取り開始の正午には場所取り戦争が始まっているかと思っていたのにぜんぜん人がいない。むしろ選びたい放題でどこにすればいいか迷うレベルで人がいなかった。

 

場所取りはレジャーシートをガムテープで地面に貼り付けるんだけど、ガムテープを持ってなくても大丈夫。会場で貸し出ししてくれてる。運営のテントでガムテープを貸してもらえる。優しい世界。

 

友達「レジャーシート広げてもらってもいい?」
私「わかった!」

 

何か違うことをしていたレジャーシート担当の友達からレジャーシートを受け取って開こうとしたらなんか文字が書いてある。ひらがなで『せと』って文字が見えた。せと・・・?ってなりながらぜんぶ広げたら

 

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まさかの『せといずみ』って書いてあった。
わたし爆笑。大爆笑。
爆笑の意味を勘違いしてる友達がちょう『サプライズ大成功☆』みたいな顔でわたしを見てくる。


違うの。言いたいことは分かるし、したかったことも分かるし、すごく嬉しいんだけど、違うの。

 

『せといずみ』くんじゃないの。

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『せないずみ』くんなの。

 

友達「夜なべして作った!」←すごくキラキラしてる顔
残酷な私「あのね、せといずみじゃなくてせないずみなの。わたしが好きなのは瀬名泉(あんさんぶるスターズ)くんなの」
友達「wwwwwwwwwww通りで『せといずみ』で調べても全く引っかからないわけだwwwwwwww」

 

試しに『せといずみ』で検索しても見事にヒットしない。


流石、サプライズの魔術師。サプライズが炸裂しすぎた。安定のニアミス。さすが魔術師。期待を裏切らない。
ただ、ここで終わるサプライズの魔術師ではなかった。なんと、その場で修繕作業に入り始めた。

 

友達「せっかくだから直そう!」


すき〜〜〜〜〜〜!!!!!!!!!

 

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タダで転ぶ女じゃなかった。
直してくれた。
『せないずみ』になった。
わたしの大好きな瀬名泉くんのレジャーシートになった。

 

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こんな写真を撮ってみたらまるでわたしと瀬名泉が花火に来てしまったかのような錯覚に陥るくらいの出来栄え。(座布団も友達が用意してくれていた)


友達はあんさんぶるスターズをぜんぜん知らないのに歩み寄ってくれたの嬉しすぎる。

 

このあとの旅行中、飲食店の順番待ちとか何か名前を書く機会がある毎に『せな』って戒めのように書き続けた姿勢がとても好きだった。次からは間違えない絶対的な意思を感じた。

 

ステキなサプライズを受け取り、わたしはノーサプライズ且つ役立たずむしろお荷物だったため打つ手もなく完敗したわけですが、場所取りもバッチリ出来たから、あとは花火の時間を迎えるだけだったんだけど、何せ花火の開始まで6時間以上あったから、一度、駅まで戻ってお昼を食べたり、買い出しをしようってことになったんだけど、再び、30分の道のりをキャリーケースを引いて戻るのしんどすぎる。むり。途中で倒れちゃう。考えただけで蒸発しそう。


友達「よし!キャリーケース置いていこう!」
私「え、(暑さで気がふれたか?)」
友達「盗まれないっしょ」


さも、名案だとばかりに友達が言い出した。
たしかに、花火大会のための警備の人たちが耳タコなくらいに

 

『日本一、治安の良い花火大会を目指します!!!』

 

ってアナウンスしてるけど、まさかの手段すぎて笑った。

TAKE FREEすぎない???

どこまでもFREEDOMすぎない???
万が一、キャリーケースごと盗まれたらわたしたちの旅行がここで終了しない???

このときわたしの頭の中ではキングオブプリズムで大活躍する仁科カヅキくんのキャラクターソウルソング『FREEDOM』が駆け巡ったんですけど、ちょうど

FREEDOM

FREEDOM

公式の視聴部分の

 『 失敗を迎え入れ May be 強くなる』

ってところ。もうほんとうにとてもいい歌なので公式をフルですべて聞いてもらった方がはやいんですけど、脳内で再生されまくってて、背に腹はかえられぬ。大丈夫。やってみなきゃ分からない。カヅキ君が言うように、分かるだろう?孤独じゃないだろう?(警備員さんがいる。)失敗したら迎え入れよう。ガムテープで固定したらいけるかなって気持ちになった。

 

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完成した。
いける。

 

「あそこまでガムテープで固定したのにキャリーケースご万が一盗まれたらそこまでして欲しかったんだなって諦めつくよね。でも日本だから生き残る可能性あるよね」

 

って話し合った。
母国の治安を信じた。
日本なら行ける。大丈夫。いける。
警備の人たちもいる。大丈夫。いける。


おすすめはしないけれど、責任も持てないけど、警備の人たちはあくまでも場所取りの警備の人たちだけど、万が一、キャリーケースが邪魔だなぁって思ったら置いていく選択肢があることも覚えておいてほしい。

 

会場から駅まで戻る道のりのあいだ、キャリーケースがないだけで、ここまで快適に歩けるとは思わなかった。すごい足取りが軽い。

お昼ごはんは駅でへぎ蕎麦を食べることにしたよ。
すごく混んでて、順番待ちの紙に名前を書いた(友達が自ら進んでここぞとばかりに『せな』と書いていた)から順番待ちの間は本屋さんへ行ってA3!の皇天馬くんが裏表紙のananを買ったり、100均でねぶた祭のための材料を買ったよ。

 

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本当は、香港でお揃いで身につけた↑サンリオのポシェットをねぶた祭のときに付けるつもりでいたんだけど、友達はポムポムプリンを持って来ていたんだけど、わたしはキャリーケースにほぼ何も入れてこなかったので、もちろんマイメロちゃんポシェットが入っていなくて、100均でてきとうなポシェットを買おうと思ったの。100均を物色したらピンとくるものがなかったの。でも、どうしても、ねぶた祭のときに跳人の衣装のときは両手が空くポシェットが必要だったの。

 


そして、わたしは見つけてしまった。
良い子の夏休みコーナーで出会ってしまった。
カブトムシゼリーとか虫取り網とかが並ぶ棚で出会ってしまった。

 

私「虫かごにするわ」
友達「・・・・・嘘でしょ。(恥ずかしいから)やめて」
私「でも!首から下げる紐もついてるし!何より夏っぽい!!!」
友達「それ以前の問題でしょ」

 

絶句してた。言葉を失う人の姿を目撃してしまった。心底呆れた感じだった。やめない。めげない。むしろ引き込んでやるって思った。

 

友達「私はポムポムで行くからね」
私「お揃いにしよう。今流行りのDIYしよう」
友達「DIYって言いたいだけでしょ」
私「絶対にかわいい。リメイクしたら絶対にかわいい。わたしたちならできる。絶対に似合う

 

(説得するまでに店内を二周くらいした)

 

私「・・・いいもん。1人で虫かごルックするからいいもん」
友達「・・・してもいいけど」

 

シャッ。

言質取りました。

そうと決まればリメイクするための材料を買った。


虫かご DIY で調べたら、いかに昆虫さんが住みやすい(虫かごの)空間を作るかの事例しか出てこなかった。

なので、もしよければ、このあとすぐ登場する、わたしたちの虫かごDIYをご参考いただければ幸いでございます。

 

ちょうど良い時間潰しになって、お昼ごはんを食べた。

 

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へぎ蕎麦おいしい。


お昼を食べたら、花火大会のときにつまむお酒とか食べ物とかをイトーヨカドーで買い出し。
試食がいっぱいある。たこ焼きの試食とかもある。まるまる一個くれる。唐揚げの試食も大きい。焼きそばの試食も、なんでも試食がある。
凍らせたペットボトルも売ってて、ここで出来女がスッと保冷バッグを取り出してきて、冷やした方がいいものを入れてくれる。わたしは保冷バッグという概念すらなかったので恩恵にあずかるだけだった。保冷バッグあるととっても便利〜〜〜〜!!!

 

 

イトーヨーカドーのトイレであらかじめ駅の薬局で購入しておいた冷えピタを脇と首の後ろに貼って準備万端。

 

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脇に冷えピタ貼るの超オススメ。脇を引き締めるとひんやりする。

 


涼しかったイトーヨーカドーを脱出し、レジャーシートまで再びせっせと歩いて、戻ったら、キャリーケースが生きていた。日本の治安やりおる。

 

さすが、

 

『日本一、治安の良い花火大会を目指します!!!』

 

って歩く先々で何十回もどこもかしこで耳に挟んだスローガンなだけある。

もうすごい。ほんとうに治安がいい。治安がいい。

 

 

そして、まだまだ場所取りしているシートが少ない。17時の時点でもぜんぜん空きがある。
お昼に場所取りに来た意味すら考えてしまうほど空いてる。木曜日だからかな?


花火の時間になるまでせっせと虫かごDIYをやってしまおうということで

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材料はこんな感じ。
シールの取り合いしつつ

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こんな感じ。
まだ完成してないけど、残りはホテルでやるけど、だいたいこんな感じ。
なかなか良くないですか?むしろ、お子さんの夏休みの自由工作に使えるんじゃない???ってくらいに素晴らしいものができてしまった。かわいい。浴衣にもきっと合う。20歳過ぎた大人が身に纏ってもぜんぜん大丈夫じゃない????

 

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花火に備えて宴会の準備もした。
キャリーケース意外と使える。


18時を過ぎたくらいに混み始めた気がする。
18時前くらいまでは無料観覧席も場所がちらほら空いてた。場所はどこでもいいかな〜〜って感じだったらそこまで早く行かなくてもいいかもしれない。

 

 

 

も〜〜〜〜〜〜花火がさいこ〜〜〜〜によかった。

 

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こちらが、無料観覧席からの、眺め。最高。
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花火が延々と打ち上がってくれて、長過ぎて途中で(いつ終わるんだ???)って思ってしまうくらいに長い。来年も長岡に行きたい!!!って思うくらいにすてきだった。来年はわたしは行かないかもしれないから代わりにだれかに行ってほしい!!!ってくらいに壮大だった。


花火が終わって、長岡から新潟に移動して、ドーミーインに向かったんだけど、ドーミーイン御用達の夜泣きラーメンに間に合わなかったのが心残りです。23時までだった。
タダ飯を食い損ないました。
疲れてお風呂に入って死んだように寝た。あんまり記憶がない。

 

友達が夜なべして作ってくれた渾身の力作『せないずみ』くんレジャーシートはお帰り

 

の際に丁重に廃棄されました〜Fin〜

 

【終わりに】
意味もなくオールしてしまって夜中から夜明けのテンションで書いたから????って部分もあるかもしれないけど、一万文字超えてしまったのでここまで。秋田の竿燈まつりと青森のねぶた祭はまたいつか。気が向いたら書きたい。な。長くなっちゃったけど、ミリ単位でも参考になれば。ほんと早め、早めのご利用計画が大切だって、参考になれば。参考にならなくても、最後まで読んでくれた寛大なあなたに乾杯。